グラミー賞2度受賞のトランペット奏者、正式にはトランペッター・コンポーザー・アレンジャー、ニューヨーク在住の大野俊三さんのジャズライブにお誘いを受け、参加しました。ピアノは大西順子さん他。場所は、姫路のJazz&wine Bar George Adams、JR姫路駅から徒歩数分にあり、中嶋健二さんが姫路でジャズライブを復活させたお店です。
私はジャズに関しては全くの初心者ですが、患者さんにジャズ演奏家の方々もいらっしゃいますので、楽しみ方も色々ご指導頂き、演奏も時々聴く機会があります。しかし、今回、トランペット演奏は初めて聴かして頂きましたが、おそらく最高の演奏テクニックを駆使した音色で、私の体内にエネルギーが注ぎ入るような感動を受けました。
ピアノの大西順子さんの華麗かつ繊細な音色とトランペットが調和して、心に無限の広がりを感じることが出来ました。素晴らしい最高のひと時を過ごさせていただきました。写真の中嶋健二さんは、姫路で唯一のてんぷら専門店の「まことHP http://www.wine-makoto.com」が本業ですが、彼の情熱で奇跡と言うべき今回のライブが実現したと思います。
大野さんから、演奏には、歯、口元の大切さをお話し頂きました。歯の隙間からの息の漏れが音に大きく影響します。歌手の方では、正しい発声に、舌と調和した歯の形態が必要です。私の治療経験からですが、音楽家の方の歯科治療には、形態の美しさ以上に機能的要求を理解した治療が大切です。
大野俊三さんのプロフィール
<トランペッター・コンポーザー・アレンジャー>
1949 年岐阜県出身。
1974 年にアート・ブレイキーの誘いでニューヨークへ渡り、アート・ブレイキーやロイ・ヘインズとの共演の後、ノーマン・コナーズのダンス・オブ・マジックに参加して、 3 年間にわたり世界ツアーを行う。
その間、ノーマン・コナーズとのレコーディングでは、ミリオンセラーとなったアルバム「ユー・アー・マイ・スターシップ」にフューチャーされた『バブルス』の作曲・編曲をまかされ、ノーマン自身がリリースした『バブルス』のシングルレコードもゴールド・ディスクとなった。
また、マチート&アフロキューバンズの一員としてアメリカ国内はもとより、欧州や南米ツアーにも参加。大野のソロをフューチャーしたアルバム「マチート・アンド・ヒズ・サルサ・ビッグ・バンド」は 1984 年度グラミー賞に輝いた。
1983 年よりギル・エヴァンス・オーケストラに参加し、アルバム「ライブ・アット・スウィート・ベイジル」で 2 度目のグラミー賞を獲得。
1988 年に交通事故に巻き込まれ、唇を切り、前歯を折るなどトランペッターとして致命的な危機に陥るが、強靭な精神力で見事に復活。バスター・ウィリアムスのクインテットに迎えられ活動を再開。
更に、 1996 年には扁桃ガンを除去する大手術を受け、片側の唾液腺と神経を除去、再びトランペッターとしての致命的傷害を受けた。しかし大野の不撓不屈の挑戦により、楽器を一から始める状態から、演奏活動を再開できるまでになった。
このドラマは、 2000 年 3 月、フジ TV 「北野タケシのアンビリバボー」でも紹介された。
1998 年の後半から 1999 年にかけて、ウェイン・ショーターとも共演しており、 1998 年 11 月に行われたウェイン・ショーターのジャパン・ツアーの一員としても来日し、好評を博した。
1999 年ギタリストのラリー・コリエルのワールド・ツアーに参加。
2001 年 12 月には今までの実績が評価され、 U.J.C. (ユニバーサル・ジャズ・コアリション&ニューヨーク・ジャズ・センター)より、「アジア・アメリカ・ジャズ・コネクション音楽部門」芸術的貢献賞の第一回受賞者となった。
2003 年東京国際映画祭出品作「ほたるの星」のテーマ曲制作。
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